久多について

久多は住所こそ京都市左京区ですが、滋賀県・福井県と境を接する山間の集落です。歴史は古く、平安時代(1042年)の文書に登場し、花笠踊りなど昔からの伝統行事を残しています。
また、昔の「さば街道」として久多から峰床山(970m)を抜け、京都市街へ通じる旧道の途中には、氷河時代からの堆積物が見られるという貴重な高層湿原「八丁平」が知られています。
公共交通機関も無く、便利さとは無縁の世界ですが、今も四季の豊かな自然を感じることが出来る癒しの里です。

久多の花笠踊り

今年も8月24日に開催します。

午後8時頃上の宮神社を出発し志古淵神社までの約2kmの道のりを村の男衆が花笠(行燈)を手に練り歩きます。

北山友禅菊

村のシンボルフラワー。夏の時期に紫色の美しい花が咲き誇り、アマチュアカメラマンが遠方から訪れます。

満開の山桜とかやぶき屋根。

観光地化されていない手つかづの自然と

かやぶき屋根が残る日本の原風景がここにはあります。